トップページ > 新着情報
フルタイム労働者の所定内給与が3年連続増加 (2013年3月4日)
厚生労働省が2012年の「賃金構造基本統計調査」の結果を発表し、フルタイム労働者の所定内給与が月額平均29万7,700円(前年比0.3%増)となり、3年連続で増加したことがわかった。男女別では、男性32万9,000円(前年比0.2%増)、女性23万3,100円(同0.5%増)で、女性は2年連続で過去最高となった。
企業年金の未払い問題 解決進まず (2013年3月4日)
転職した会社員等で、本来支払うべき年金が未払いになっている人が72万6,000人(昨年7月末時点)に上ることが、企業年金連合会の調べにより明らかになった。同連合会が年金未払いを初めて公表した2007年3月末の時点と比べると6割まで減ったが、未だ総額463億円が未払いのままとなっており、問題の解決は進んでいない。
内部告発、5割超が前向き (2013年2月25日)
サラリーマンを対象に行われたアンケート調査(実施:共同ピーアール)で、勤務先の不祥事を知った場合に内部告発をしようと考えている人が53.3%に上ることがわかった。前回(2003年)の調査を7.3ポイント上回っており、前向きな人が増えているが、「匿名でなら告発する」という人の割合が多く、2006年に施行された公益通報者保護法が十分に機能していないとの不満が強いこともわかった。
働き盛りで「孤立無業」162万人に (2013年2月25日)
玄田有史・東大教授のグループが5年に1度行われる「社会生活基本調査」を基にまとめた調査結果によると、20歳から59歳の働き盛りで未婚、無職である男女のうち、社会と接点がない「孤立無業者」が162万人(2011年時点)に上ることがわかった。不況による就職難やリストラなどが影響し、2006年の112万人と比べて4割強増えた。生活保護費など社会保障費の増加を抑えるためにも、訪問支援など政府や自治体による対策が急務だと訴えている。
2012年の非正規労働者が過去最高を更新 (2013年2月25日)
総務省が2012年平均(速報)の労働力調査詳細集計を発表し、雇用者に占める非正規労働者(派遣やパートなど)の割合が35.2%(前年比0.1ポイント上昇)となり、3年連続で過去最高を更新したことがわかった。実数としてみると、前年より2万人増えて1,813万人(前年比2万人増)で最高となったが、正規労働者は、3,340万(同12万人減)となった。






